フコイダンと胃がん治療(2)
ガン細胞にアポトーシスを誘導する作用があるとして注目されている有効成分、それがフコイダンです。
フコイダンとは、モズクやコンブ、メカブ、ヒジキなどの海藻に含まれる水溶性の食物繊維で、海藻特有のヌルヌル成分のことです。
フコイダンの特徴の中で特筆すべきは、がん細胞の遺伝子に直接働きかけ、アポトーシスを促すことです。
がん細胞がフコイダンによりアポトーシスのスイッチを押されると、増殖を止めて自ら死滅するのです。
そして縮小したガン細胞は最後にはバラバラになり、白血球の一種であるマクロファージ(大食細胞)に食べられ、なくなってしまいます。
フコイダンは、ガン細胞だけを狙い撃ちして自滅に追い込み、周囲の正常な細胞を傷つけることはないと考えられています。
このように、フコイダンにはガン細胞に直接働きかける作用があります。
そのため、ガン細胞に表面的にふれやすい胃がんや大腸ガン、食道ガンなど消化器系のガンに強力な効果を発揮するのです。
